【研修会レポート】大六一志先生と事例検討会vol.2 WISC-V・WAIS-IV
今回は、2025年7月27日(日)に開催いたいました「大六一志先生と事例検討会vol.2 WISC-V・WAIS-IV」の開催レポートです。
講師について
大六 一志 先生
日本臨床発達心理士会茨城支部支部長
博士(心理学)。公認心理師。臨床心理士。臨床発達心理士。特別支援教育スーパーバイザー。WISC-IV、WISC-V、WAIS-III、WAIS-IV、WPPSI-III では日本版刊行委員を務める。各地で健診委員、巡回相談員、特別支援教育アドバイザー、顧問等。著書・論文多数。
研修会について
午前にWISC-Vの事例検討、午後にWAIS-IVの事例検討を行いました。
発表者による事例発表と解釈、そこに大六先生からコメントや支援についての考え方や方向性のお話をいただきました。
また会場では多くの方からご質問をいただき、計算方法や実施方法について大六先生より的確なアドバイスをいただきました。
WISC-V 事例検討
発表者:栄良子 臨床心理士
高校生男児の実施検査
・WISC-V
・AHHD-RS
・児童用AQ
・SCT
・感覚プロファイル
WAIS-IV 事例検討
発表者:大内彩夏 臨床心理士
40代男性の実施検査
・WAIS-IV
■研修会参加者属性
合計101名の専門職の方にご参加いただきました。
病院・クリニック・教育機関に所属している方たちの参加が非常に多く、事例検討会ということもあり直接支援に関わる方たちの参加が多く、臨床心理士・公認心理師の方がほとんどを占めました。
参加者の声
研修会に参加した方々の声を集めました。
Voice 01
貴重なお話をありがとうございました。支援方法について、詳細に確認する必要性が分かり、生活スキルについて考えさせられました。
Voice 02
いつもありがとうございます。オンラインで参加しております。事例検討会では資料がありませんが、後にまとめたものをメールで見られるのかな? 可能ならば、チャットなどで質問ができるとよいです。次回もまた参加したいです。
Voice 03
午前、午後ともに事例を発表してくださったかたに感謝を申し上げたいです。日々の業務の中、取り組まれている内容についてスライドにまとめること、そのものがとても大変なことだと承知しています。大六先生からのコメントでは、愛のある指摘も多く見受けられましたが、事例を提供してくださったからこそ、検査から言えること、取り組むべきことなどについて、こちらも改めて気づきを得ることができました。本当にありがとうございました。また、イプシロンの先生方におきましては、いつも大変貴重な勉強会の開催をしてくださりありがとうございます。地方ですので、このようなZOOMでの研修は大変助かっております。今後ともよろしくお願いいたします。
Voice 04
職場ではまだWISC-IVですが、解釈する上での重要なポイントを改めて知ることが出来ました。オーダーが入ってからそのケースを知ることが多いため、「WISCでそれはわからないのでは…」と思うこともあるのですが、日頃からWISCでわかること、分からないことを改めて共有していきたいと思いました。ありがとうございました。
Voice 05
充実した時間がすごせました。有難うございます。若干フロアからの声が聞きずらかったのですが、なんとか理解できました。今後ともぜひこのようなオンライン講義を企画下さい。
その他、たくさんの方々より感想を頂きました。ありがとうございます。
知能発達検査室主催の研修会については医療法人イプシロン公式サイトの研修会ページにてご案内しております。
大六一志先生と事例検討会vol.2 WISC-V・WAIS-IV
http://epsylon.jp/event/202507seminar/